職能を向上させるべき理由として挙げるのは、自分の市場価値を高めるためです。

現在、非正規雇用の社員として働く人は少なくありません。

雇用はさらに不安定な状態で進んでいくことが予想されています。

そうなると、企業も即戦力のある必要な人材のみを雇用することが考えられるでしょう。

さらに歴史が長い企業が倒産する割合も増えており、歴史が長い企業だから安心という時代は終わりつつあります。

企業に頼るのではなく、自分の力で市場価値を向上して仕事を選ぶ時代に突入していると言えるのです。

それでは、職能を効率的に向上するにはどうすると良いのでしょうか。

まず自分の目標、目標の目的、目標の達成に必要な強みと弱み、強みを伸ばし弱点の克服には何をするべきかです。

この4つを明確にすると、職能を向上する方法が自然と見えてきます。

自分がどれだけ成長したかをその都度確認することが大切で、モチベーションを上げるのにも有効です。

上司と積極的に関わりを持ち、自分の弱点を把握したり、アドバイスもらったりするだけでも違います。

また、自分に対してPDCAサイクルやOODAループを活用している人は、職能の向上ができていると言えます。

PDCAは計画・実行・評価・改善を繰り返し行うことで、精度を上げていくものです。

OODAでは観察・方向付け・意思決定・実行を繰り返し行っていきます。

PDCAを土台とし、プラスアルファでOODAループを活用することで柔軟性のある臨機応変な人材へ成長できます。